ユニークであること

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

基本的な仕組みや考え方は同じですが、少しずつ違うところがあるからです。

それは技術の進歩によってもたらされるものであったり。
ニーズの変化に合わせて付加されるものであったりと様々です。

この少しずつ違うところに人々は価値を見出すことができるから
新しい商品を買うことができるのだと思います。

実際自分が買う立場になった時でもそうですよね？

省電力型とか、おいしい水が作れるとか、急速冷凍とか
インターネットに接続できるとか、自動で録画をしてくれるとか、

そういう基本のコンセプトにプラスされた何か-これを
付加価値と言いますが-この部分に着目して魅力を感じたから、
今お使いの製品を買ったんですよね。

ところが、いくら省電力が実現できると言っても、
牛乳瓶２個でいっぱいになったり、大画面だけど画質が
ただ引き延ばしただけの粗いものだったりすると付加価値があっても
その部分には魅力を感じません。  

コンテンツビジネスを成功に導くためには
差別化が必要だと言われます。

この差別化というところにあまり強くこだわりすぎて
唯一無二の存在であるとか、今までにまったく存在しなかった
物を作り出そうということにこだわりすぎると、
よほどの天才でもない限り、商品を産み出すことは
できなくなります。

確かに、他の誰かがどこかで出しているコンテンツと
どこがどう違うの？ということがアピールできないと
お客さんからすると以前に手に入れた物と比較して
差が見出せないので、手が出ないということになります。

世の中には既に大変多くのコンテンツがあって、
以前に出されたものと全く違う商品を作ることは
とても難しいものです。

少し調べれば分かりますが、あなたが考えついた事というのは
既に誰かが考え付いていて、実際に商品として世に出している
ものばかりです。

ですが、少し視点を変えて見ると、

例えば家電製品を例にしてみてもおわかりになると思いますが、
どの製品も似たり寄ったりですよね。

冷蔵庫を例にすると、基本的には箱型で扉が付いていて、
中に食品を収めて、それを冷やすという機能はどれも同じです。

洗濯機やテレビにしても、洗濯物を洗う、配信されている番組を
受信して映像を見せるという基本的な部分はみな同じです。

それでも毎年新製品が発売され、そして人々は新製品を買います。

中には新製品が出る度に買い替える人もいたりするくらいです。


それはなぜでしょう？